白内障手術
カメラのレンズにあたる水晶体が濁り、かすみや視力低下の原因になる疾患です。加齢による白内障が大半で、日常生活に支障をきたすようになると手術の適応となります。手術は濁った水晶体を人工の眼内レンズに入れかえるもので、基本的には点眼麻酔で行います。手術時間はおよそ6~8分程度で終わります。
硝子体手術
適応となる疾患は、黄斑上膜・黄斑円孔などの網膜硝子体疾患です。水晶体の後方には硝子体と呼ばれるゼリー状の組織があり、これを手術で取り除く事で視機能を改善させるものです。疾患により手術時間は異なりますが、30分~60分程度です。麻酔はテノン嚢下麻酔と呼ばれる結膜下に注射する方法で行います。以前は、入院を要する手術でありましたが、器械と技術の進歩により現在では日帰りでの手術が可能になりました。院長は、久留米大学及び林眼科病院では硝子体手術を専門に多数の手術を経験し研鑽を積んできました。
その他
抗VEGF抗体の硝子体注射(網膜静脈閉塞症や黄斑変性、糖尿病網膜症などに対する治療)やボトックス注射(眼瞼痙攣に対する治療)、翼状片手術なども行っております。当院では最新の医療機器と豊富な経験をベースに常に技術の向上に努め、安心して手術を受けていただけるよう日々精進しております。不明な点や手術に対する不安などがあればお気軽にお尋ねください。